フォニックスは、「つづりを見て、音を予想する」ためのルールです。初めて見た単語でも読めるようになり、書くときのつづりの助けにもなります。スピーカーのボタンで、実際の音を確かめてください。
カタカナ読みは「目安」にしかなりません。次のちがいを、音声と聞き比べて覚えましょう。
舌の先を上下の歯で軽くはさみ、息だけ(think)、または声も出して(this)発音します。サ行・ザ行とは別の音です。
l は、舌の先を上の歯のうしろにつけて出す音です。r は、舌を口の中のどこにもつけず、奥に引いて出す音です。日本語のラ行は、このどちらでもありません。
上の歯で下くちびるを軽くかんで、声を出します。b は両くちびるを合わせる音で、別の音です。
カタカナは「子音+母音」で1拍ずつ読みます。英語は子音だけで終わったり、子音が続いたりします。strike を「ス・ト・ラ・イ・ク」の5拍で読まず、「ストライク」と1つに近づけて読むのがコツです。
文字の名前(エー、ビー)とは別に、文字には「音」があります。語の中では、この音で読みます。
| a | ア | apple | |
| b | ブ | ball | |
| c | ク | cat | |
| d | ドゥ | dog | |
| e | エ | egg | |
| f | フ | fish | |
| g | グ | go | |
| h | ハ | hat | |
| i | イ | sit | |
| j | ヂュ | jam | |
| k | ク | kite | |
| l | ル | lamp | |
| m | ム | moon | |
| n | ヌ | net | |
| o | オ | hot | |
| p | プ | pen | |
| q | クゥ | queen | |
| r | ゥル | red | |
| s | ス | sun | |
| t | トゥ | top | |
| u | ア | cup | |
| v | ヴ | van | |
| w | ウ | web | |
| x | クス | box | |
| y | ユ | yes | |
| z | ズ | zoo |
表のカタカナは音の目安です。母音(a・e・i・o・u)は、つづりによって読みが変わります。
各ルールの「この仲間の単語」から、ドリルで使う単語の一覧を見られます。ドリルの答え合わせの画面にも、その語に当てはまるルールが表示されます。
母音字(a・e・i・o・u)が1つだけで、あとに子音字が続くときは、短く切れる音になります。a はア(エとアの間)、e はエ、i はイ、o はオ(アに近い)、u はアです。
語の終わりの e は読みません。そのかわり、1つ前の母音をアルファベットの名前どおりに、のばして読みます。cap → cape、kit → kite のように、e がつくと音が変わります。
母音字が2つ並ぶと、1つ目を名前どおりに読み、2つ目は読まないことが多くなります。「先頭の母音が名前を言う」と覚えます。ai・ay は エイ、ee・ea は イー、oa・ow は オウ。ea が エ になる語(bread)などの例外もあります。
oo には2通りの読みがあります。長い「ウー」(moon、food)と、短い「ウ」(book、look)です。
母音のあとに r が来ると、母音が r に引っぱられて、音が変わります。ar は アー(口を大きく開ける)、or は オー、er・ir・ur は アー(口をあまり開けず、舌を奥に引く)です。
2つの音がなめらかにつながる母音です。ou・ow は アウ(out、cow)、oi・oy は オイ(coin、boy)、au・aw は オー(saw)と読みます。
2つの文字でひとつの子音を表します。th は舌先を軽くかんで出す音、sh は シュ、ch は チュ、ph は f の音、ck は ク、ng は 鼻にぬける ン です。
つづりにはあるのに、読まない文字があります。kn の k、wr の w、mb の b、igh の gh、lk の l などです。
c や g のあとに e・i・y が来ると、やわらかい音になります。c は ス、g は ヂ に近い音です。a・o・u が来るときは、c は ク、g は グ です。
語の終わりによく出る形には、決まった読みがあります。-tion・-sion は ション、-ture は チャ、-ed は ト・ド・イド、-s・-es は ス・ズ・イズ、-ous は アス です。
ルールにあてはまらず、つづりと音を見て覚えるしかない語です。よく使う語に多いので、音声で何度も聞いて覚えます。
英語は、強く読む場所(アクセント)がはっきりしています。カタカナのように平らに読まず、強い音節を大きく、長く読みます。入試のアクセントの問題でも問われます。
ルールには例外があります。ルールに当てはまらない語は、音声を聞いて、そのまま覚えましょう。